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知っているようで知らない日本の常識シリーズ~食事のマナー編

2025/07/07

日本の食事のマナーは、ただ「正しいやり方」というだけではありません。

一緒にご飯を食べる人への「ありがとう」の気持ちや、「相手を大切にする気持ち」を表すものです。外国の人だけでなく、日本人でも知らないうちにやってしまうことがあるかもしれません。

今回は、特に気をつけたい食事のマナーを5つ紹介しますね!

ごはんに箸(はし)を立てて刺さない「立て箸(たてばし)」

これはとても大切なマナーです。ご飯にお箸をまっすぐ立てて刺すことは、「立て箸(たてばし)」と言います。これは、お葬式の時(人が亡くなった時)に、亡くなった人のためにご飯を供える「枕飯(まくらめし)」と同じやり方です。だから、悪いこととされていて、絶対にやってはいけません。

お皿を箸(はし)で引かない「寄せ箸(よせばし)」

お皿をテーブルの上で自分の近くに動かす時、お箸を使って「グイッと」引いていませんか?

お皿をテーブルの上で自分の近くに動かす時、お箸を使って「グイッと」引いていませんか?」これは「寄せ箸(よせばし)」というマナー違反です。お皿は必ず手で持って動かしましょう

この方がきれいに見えますし、食器を傷つけたり、料理をこぼしたりするのを防ぐこともできます。食べ物を箸(はし)から箸(はし)へ渡さない「箸渡し(はしわたし)」

二人で一つの食べ物をお箸で挟(はさ)んで、そのまま相手のお箸に渡すことは「箸渡し(はしわたし)」と言います。これも「立て箸(たてばし)」と同じで、お葬式(そうしき)で骨(ほね)を拾う時のやり方と同じなので、とても悪いこととされています。

もし食べ物を分ける必要がある時は、一度小さなお皿に置いてから渡すか、取り箸(みんなで使うお箸)を使いましょう。

箸で器のふちをなめない「ねぶり箸」

お箸の先に付いた食べ物やタレ(味をつけるもの)を、そのまま口でなめてきれいにするのは「ねぶり箸」というマナー違反です。これは見た目もよくありません。

お箸の先をきれいにしたい場合は、懐紙(かいし:和紙のティッシュのようなもの)などで軽く拭くか、ご飯を食べ終わった時におしぼりで拭くようにしましょう。

箸で料理の上を迷わない「迷い箸(まよいばし)」

どれを食べようか迷いながら、料理の上でお箸をあちこち動かすのは「迷い箸(まよいばし)」と言って、マナー違反です。周りの人が不快(ふかい)に感じるだけでなく、「この人は優柔不断(ゆうじゅうふだん:なかなか決められない人)だな」と思われてしまうこともあります。

食べるものを決めてから、お箸を動かすようにしましょう。

まとめ

日本の食事マナーは、少し細かくて難しいと感じるかもしれませんね。しかし、その理由には「相手を大切にする気持ち」や「美しさ」があります。だから、これらのマナーを少し知って気をつけるだけで、もっと気持ちよく食事ができるようになりますよ。ぜひ、今日からやってみてくださいね。

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