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快適な夏を過ごすために!知っておきたい夏の注意点
2025/07/28

いよいよ夏本番! 気温と湿度が高くなる日本では、楽しい夏を満喫するためにも、いくつか気をつけたいことがあります。今回は、夏の健康と安全を守るために大切なポイントをご紹介します。
1. 熱中症は夏の最大の敵! 万全の対策を
夏に一番注意したいのが熱中症です。命に関わることもあるので、しっかり対策しましょう。
- 水分・塩分補給をこまめに: 喉が渇く前に、意識して水分を摂りましょう。汗をたくさんかいた時は、スポーツドリンクや経口補水液で塩分も補給するのがおすすめです。
- 暑さを避ける工夫:
- 室内では: エアコンや扇風機を上手に使って、室温を**28℃**くらいに保ちましょう。遮光カーテンやブラインドで日差しを遮るのも効果的です。
- 屋外では: 日中の特に暑い時間帯(午前10時から午後2時頃)の外出はできるだけ避けましょう。どうしても外出が必要な場合は、日傘や帽子を活用し、日陰を選んでこまめに休憩を取ってください。
- 服装選びも重要: 吸湿性と速乾性のある、風通しの良い服を選びましょう。
- 体を冷やすアイテム活用: 保冷剤や冷たいタオルで、首、脇の下、足の付け根などを冷やすと体温が下がりやすくなります。
- 高齢者や子どもへの配慮: 高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくく、子どもは体温調節機能が未発達です。周りの人が積極的に声かけをして、体調に変化がないか気にかけてあげましょう。
- 質の良い睡眠を: 快適な睡眠環境を整え、十分な睡眠をとることで、夏の暑さに負けない体力を維持できます。
2. 食中毒予防で安心な食卓を
高温多湿の夏は、細菌が繁殖しやすく、食中毒のリスクが高まります。食の安全には特に気を配りましょう。
- 徹底した手洗いと清潔: 食材を触る前後や調理の前後、食事の前には、石鹸で丁寧に手を洗いましょう。包丁やまな板などの調理器具も、肉や魚を扱った後は熱湯で消毒するなど、常に清潔に保つことが大切です。
- 「早く」が肝心: 買ってきた食材はすぐに冷蔵庫へ。調理した料理は、できるだけ早く食べきるようにしましょう。作り置きをする場合は、小分けにして素早く冷まし、冷蔵庫で保管し、食べる前には必ず十分に再加熱してください。
- しっかり加熱する: 肉や魚は、中心部までしっかりと火を通しましょう(目安は75℃で1分以上)。
- 適切な保存温度を守る: 冷蔵庫や冷凍庫を過信せず、食品ごとに適切な保存温度を守りましょう。エコバッグも清潔に保ち、生鮮食品と日用品は分けて入れるなどの工夫も有効です。
3. 日焼け対策で肌を守る
強い紫外線は肌にダメージを与え、皮膚がんのリスクを高めることもあります。夏のレジャーを楽しむためにも、しっかり日焼け対策をしましょう。
- 日焼け止めは必須: 外出時には必ず日焼け止めを塗り、汗などで落ちやすいのでこまめに塗り直しましょう。
- 衣類や小物で物理的に保護: UVカット効果のある長袖の衣類、帽子、サングラス、日傘などを活用して肌を紫外線から守ってください。濃い色の服は紫外線吸収率が高い傾向にあります。
- 日焼け後の保湿ケア: 万が一日焼けしてしまったら、赤みやほてりが落ち着いた後、低刺激のボディクリームなどでしっかり保湿してあげましょう。
4. その他の夏の注意点
熱中症や食中毒、日焼け以外にも、夏に気をつけたいことはいくつかあります。
- 交通事故: 夏はレジャーシーズンで車の交通量が増えがちです。また、暑さによる集中力低下や疲労から交通事故が増える傾向があります。特に、わき見運転、居眠り運転、サンダルでの運転は避け、こまめに休憩を取りましょう。車を運転する前には、タイヤやバッテリーなどの点検も忘れずに行いましょう。
- 水の事故: 海や川、プールでの水の事故にも十分注意が必要です。お子さんから絶対に目を離さないこと、飲酒後の水辺での行動は控えることなど、安全を最優先に行動してください。
- 屋内での思わぬ事故: 携帯用扇風機の不適切な使用や、モバイルバッテリーの車内放置による発熱・発火、防水性衣料の洗濯機での脱水による転倒など、製品の取扱説明書をよく読み、思わぬ事故に巻き込まれないよう気をつけましょう。
